大人の矯正をお考えの方へ
成人の矯正は、歯ぐき(歯槽骨)が健康な場合、年齢に関係なく治療することができます。ただ、成長発育がないため歯を歯槽骨内で動かすにとどまるため、限界もあります。
また、かみ合せが悪いとあごの関節が正しい位置からずれていることが多いため、あごの関節がいい位置で、しっかりとした上下の咬み合わせができるようにしなければなりません。また、矯正治療後の後戻りを防ぐために、上顎、下顎、上下歯列、口唇、舌など、歯だけでなく周りの組織も順応させた矯正治療を目指します。
そのため、以下のことを治療に取り入れています。
1、舌側矯正に熱心に取り組んでいます。
2、通常のレントゲン分析に加えてCTと口腔内スキャナーを用いた3D解析を用い科学的根拠に基づいた治療を行っています。
3、歯科矯正用アンカースクリューを用いた治療を行っています。
4、当院では顎機能検査システム(歯の咬み合わせと顎位の精査)を実践しています。
5、口腔筋機能療法を真剣に積極的に行っています。
6、口腔外科医との連携のもと、コルチコトミーや顎変形症の矯正治療を行っています。
1.マルチブラケット装置(メタル)と金属のワイヤーの組み合わせ
従来から使用されている装置で、丈夫で壊れにくく、他のマルチブラケット装置やリンガルブラケット矯正装置に比べて費用を抑えることができます。
2.マルチブラケット装置(プラスチック)と金属のワイヤーの組み合わせ
一般的に審美的と言われる装置で、中学生・高校生に多く選ばれています。
3.マルチブラケット装置(セラミック)と目立ちにくいワイヤーの組み合わせ
表側矯正の中では、目立ちにくい装置と言えます。
4.リンガルブラケット矯正装置
他人に気付かれることなく矯正治療を行うことができます。矯正装置の見た目が気になる方は、是非ご相談下さい。
5.マウスピース型矯正装置(アソアライナー・インビザライン)
マウスピース型矯正装置(アソアライナー・インビザライン)は、透明なマウスピースを取り外しをして使用する装置のため、ドクターの指示した使用時間を守らないと治療効果が出にくいため、患者さんの協力が必要な装置です(食事、歯磨き以外は装着しないと治療期間がかなり長期になることがあります)。
メリットとしましては、ワイヤーを使わないので、周りから気づかれず、治療装置を外して食事や歯磨きをすることができます。
※マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、完成物薬機法対象外の装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
